江戸時代の名医・坂井梅軒先生は、当時流行しだした「管鍼法」に対し
「横刺」は「直刺」の10倍の効果があると言い切りました。
しかし、問題は「刺し方」だけではありません。
「刺す深さ」も重要です。
「管鍼法」では、深さや技法の違いによる
「感じの違い」からその効果を考え区別しました。
しかし、私は、それは全部間違いであると確信をもって断言します。
そもそも原典を正しく読めば、「鍼を刺すツボ」には「深さ」はありません。
鍼を刺すのは「表」であって「表皮」とは違います。
「ツボは皮肉筋骨と違い形・実態がない”神気”の流れる筋道の特異点である」と
明記してあります。
これを臨床の場で、「どう把握しどう実現するか」が私の課題です。
この実践の歩みが、
私の「患者の病苦を癒しきる新たな医学の創造」という目標
へ向かう道程です。
僕の前に道はない。
僕の後ろに道はできる。
こころ踊る「超高齢チャレンジ鍼師」の
新たなスタートです。😄